福岡県 大坪義徳氏
今回の鶏自慢は、福岡県にお住いの大坪義徳氏のご紹介です。
「ちゃぼより小軍鶏が好き」と、おっしゃる大坪氏、最初は4羽から飼い初めた鶏たちが、3~4年しかたたない内に、銘鶏と呼ばれるにふさわしい、勢揃いの鶏舎となりました。
体調不良で、リハビリのために・・・、と養った鶏たち。
大坪氏の元気の源は、すばらしい銘鶏たちのおかげかもしれません。
鶏飼いのこだわりや、心の養い方の秘訣をお教え戴きました。
自慢の小軍鶏たち
小軍鶏つくりのこだわりは、九州の特徴かもしれませんが、顔の大きさを気がけていらっしゃるそうです。
銘鶏と呼ばれるにふさわしい、小軍鶏たちのご紹介です。
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オーナーのご紹介
九州チャボ保存会 役員:大坪義徳
090-8418-2727
【大坪氏への QandA】
Q. 鶏を飼われたきっかけは何でしょうか?
A. 九州チャボ保存会・近藤純久会長の鶏のお世話をしてたのがきっかけで、もともと興味はあったのですが、本格的に飼い始めたのは、3~4年位前になります。
Q. 小軍鶏を中心に飼われていますが、こだわりはありますか?
A. 九州の特徴かもしれませんが、特に大きい顔つきです。
赤笹と白笹がとても好きで、白笹は、首から背中にかけての白色がなかなか出にくい・・・、ここをどうあらわそうかと研究中です。
Q. 孵化はどのようになさっていますか?
A. 数羽のアローカナのメス鶏を養って、抱かせています。
ちゃぼや烏骨鶏のように、大変上手に卵を抱きますので、孵化率も高く、助かっています。
こだわりの小軍鶏・赤笹
品評会でも、たくさんの出品があり、鶏飼いの方々が【幻】を求めて日々に研鑽される、小軍鶏・赤笹のご紹介です。
肩張り、顔つき共に、大変貫禄ある赤笹たちでした。
これからの銘鶏を目指して
大坪氏の鶏舎は、柳川の支流が流れ、田畑に囲まれた、静かなたたずまいを感じさせる町作りの中、鶏を養うには大変適した環境でした。
そんな恵まれた環境の中、鶏たちも病気もすることもなく、元気な姿を見せてくれています。
雛たちも順調に育ち、将来の銘鶏がたくさん産声をあげているようです。
すばらしい環境の元、暑いこの夏も、乗り切ってもらいたいものです。
ナイスショット
縁が深いお二人ですが、これからも会長を補佐し、福岡の鶏会の発展に全力を尽くして下さることと思います。(左:近藤純久会長です。)