宮崎県高千穂の天岩戸神社に片桐英彰会長より東天紅を奉納しました
鶏を飼育していて、古事記や日本書紀のお話をご存じの方は、「天照大御神様の天岩戸開きのお話の中で鳴いている長鳴き鶏は【東天紅】」と言われています。
この度、天岩戸神社の佐藤宮司さまのご采配により、東天紅を奉納させて戴く運びとなり、12月21・22日に行われます「注連縄御神事」の中で、長鳴き鶏の鳴き声奉納をさせて戴くこととなりました。
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奉納した東天紅の特徴
- 2021年11月26日奉納
- 天然記念物 東天紅 赤笹種
- 奉納主;片桐 英彰
- 岡山七五三男系
- 11月3日撮影
人間で言えば14~15才位で、まだ、成長半ばの年齢です。
尾っぽの毛もまだ揃っていませんし、冠もまだ少し大きくなると思いま
生後7ヶ月位で鳴き始めました。
親は20秒以上鳴いています。
親鶏になれば、始め、普通の鶏と変わらない声から始まり、長鳴きの声に変っていきます。
鳴かせ方については、鶏とふれあい、毎日の信頼関係で、鶏は翼を大きく羽ばたかせ、心許せる人のそばで、心を落ち着かせ安心して鳴く事が出来ます。
天岩戸神話の舞台となった場所天岩戸神社│古事記・日本書紀のお話にふれてみます
鶏の鳴き声には、太陽の神さまを呼ぶ力があると言われています。
「天岩戸」は、八百万(やおよろず)の神々さまがあらゆる知恵を出され、ようやく天岩戸から出てこられた天照大御神さまが、二度と岩戸の中へ隠れてしまわないように、しめ縄を張ったとされていて、これが、天岩戸神社のしめ縄発祥の地とされている由来だと聞き及んでいます。
しめ縄発祥由来の地である、天岩戸神社に奉納された鶏(東天紅)を作出された方が、岡山七五三男氏とおっしゃいますが、しめ縄は七五三縄(しめ)とも書き、しめ縄は、両外側に藁の筋を垂らしますが、一番左が 3 本, 真ん中が 5 本, 右側が 7 本になっています。
不思議なお図りと言わざるを得ません。
天岩戸神話での鶏(東天紅)の登場は、神々さまが天安河原(あまのやすかわら)にお集まりになられ、岩戸にお隠れになった天照大御神さまを、天岩戸から出て戴くために何をすべきかを、知恵を出し話し合われます。
そして、お話合いの結果、天岩戸(あまのいわと)の前で色々な事が試されて行きます。
まず、長鳴鳥(ながなきどり)を鳴かせてみられるのですが、この鶏が東天紅と言われています。
八百万(やおよろず)の神々さまが、天照大御神さまを岩戸から出て戴くために、いろんな知恵を出し合われたように、今生でも、いろんな方々の知恵が出され、八百万(やおよろず)の神々さまのお導きによって、天岩戸神社に天岩戸伝説の再現と、たくさんの方々の御縁と共に、新しいお祭りが始まりました。
クラウドファインティングも企画もされています。
たくさんの方にご覧戴いていらっしゃるようです。
天岩戸神社の由来や、今後、続いていく「しめ縄張りの神事」の説明や、今回の御神事の意気込みを語っていらっしゃいます。
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天岩戸神社 24代目宮司様ご挨拶
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