松本一敏氏の鶏へのこだわり! 鶏自慢
実家が野菜・養鶏所等を営む商売人の家に生まれた、松本一敏氏は、幼いころから鶏たちとの縁が深く、本格的に鶏を飼い始めたのは、18年前からですが、現在、佐賀県はもちろん、全国有数の鶏の品評会を開催されるまでになられました。
昨年、佐賀県日本鶏保存会 会長を若い後継者に引き継がれましたが、鶏への情熱は変わることなく、今も、日本鶏の保存に情熱を燃やしていらっしゃいます。
そんな佐賀県日本鶏保存会・前会長の松本氏に、鶏へのこだわりをお尋ねしました。
新築の素晴らしい鶏舎
庭先にたくさんの鶏が放し飼いにされ、訪れた方々を楽しませてくれます。
健康のために飼育し始めたとおっしゃいますが、訪れるたくさんの方々の心も癒してくれます。
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オーナーの紹介
佐賀県日本鶏保存会 前会長
佐賀県鳥栖市山浦町2973
TEL:0942-83-1500
【松本氏への QandA】
Q.佐賀県日本鶏保存会の会長を終えられてどういったお気持ちですか?
A.佐賀県日本鶏保存会を若い方にバトンタッチしたのは、少子高齢化社会での日本鶏の保存を、若い人たちにつないでいかないといけないと考えていたからです。
若い人にバトンタッチして、日本鶏を愛し、保存してくれる若い人たちが多く育ってくれることが、わたしの願いです。
若い人がつないでいかないと、若い人が集まって来ないです、年寄りが多いと消滅していくと思うんですよ。
Q.若い方たちにバトンタッチされるタイミングはどのようにお考えでしたか?
A. わたしの人生は7・8なんです。
終戦が7(ミサイルで狙撃された)・8歳・、17歳で母を亡くしました。
27歳で父を亡くし、今の老人ホームの基盤となる土地を購入し、1600坪の牧場を作って、37・38歳で自宅を建て、47・48歳で社会福祉の今の老人ホーム(洞庵の園)を立てました。
57・58歳で他の施設も作っていきました。
また、今度新しく施設を作りましたが、77・78歳で施設を拡大しました。
7.8がわたしの人生の節目だと思いますので、78歳で会長を退くことにしました、良い時期だったと思っています。
Q.若い方たちへ代を譲って、何かご助言等ありますか?
まだまだ、若い会長なので、こちらでも出来るだけの手助けをしてあげたいと思っています。
Q.今後、力を入れて行きたい鶏は?
力を入れるというより、経営している老人ホームにいらっしゃる方々に鶏をお見せして、喜んでもらうことにしています。
今からの鶏飼育については、5種類くらいの鶏を飼育して、こだわりの鶏を追求していきたいです。
松本氏が開催されてこられた、盛会な日本鶏品評会
体ひとつで、一代で築き上げられた、ご自身が経営される老人ホーム【どうあん】にて、毎年秋に鶏の品評会が行われ、たくさんの方が全国各地よりいらっしゃいました。
社会福祉法人 洞庵の園と海外交流
松本氏のこれからの大いなる活躍を、期待しています。