第38回 全国天然記念物西日本展示品評会

品評会での集合写真

平成25年5月12日、すばらしい五月晴れのもと、大分県日本鶏保存会主催、第38回全国天然記念物西日本展示品評会が、大分県宇佐市総合運動公園内で行われました。
大分県日本鶏保存会 日本鶏品評会
 
 
▼ 全国各地の代表する愛鶏家の方々が、遠くからたくさん参加され、銘鶏が出品されました。
会場風景 品評会
 
 

開会式

▼ 開会式での小野田会長挨拶。
小野田会長 大分県日本鶏保存会
 
 
▼ 各会の会長のご紹介。
 今年もたくさんの鶏の会の方々がお越しくださいました。
開会式 会長のみなさま
 
 
▼ 出品された鶏たちも、なかなか拝見することが出来ない、たくさんの銘種を見ることが出来ました。
尾曳チャボ 赤笹
 
 
▼ こちらの薩摩鶏(赤笹)は、文部科学大臣賞をとられた、奈良県の前川圭造会長の鶏です。
 尾の開き、羽色等、申し分ないすばらしい銘鶏でした。
 文部科学大臣賞 天然記念物 薩摩鶏 赤笹
薩摩鶏 赤笹 優勝
 
 
 遠い和歌山の久保会長さまが、うどん・焼き鳥などのサービス出店を戴き、
大変にぎやかな品評会となりました。
 
 全国各地の交流が感じられる、品評会でした。
 
日本鶏保護連盟 URL

家禽コレラ Fowl Cholera

家禽コレラの概要 Fowl Cholera


新緑の葉

 パスツレラ・マルトシダ(Pasteurella multocida)の感染によってほとんどすべての鳥類に発生する伝染病で、通常、急性敗血症の経過をとります。
 発症率および死亡率は高いですが、慢性経過や比較的穏やかな感染もしばしばみられます。
 
 わが国では法定伝染病に指定されているが、その場合に対象となるのは鶏、アヒル、七面鳥およびウズラが本菌に感染し、それらの70%以上が急性敗血症で死亡する症例とされています。

 
 本菌はグラム陰性、非運動性、芽胞非形成の短桿菌で、感染宿主体内の菌および新鮮分離菌は明瞭な両端染色性を示す。
 寒天培地上に発育した菌は、直径1~4mmの円形で半透明の集落を形成し、非溶血性である。

 鳥類由来株の莢膜抗原はA型が主であり、急性の家禽コレラを起こすが、まれにB、Dあるいは、F型の菌も分離される。
 菌体抗原はHeddlestonの1、3および4型、波岡のO5、O8、およびO9型が主体である。
 本病は、18世紀後半にヨーロッパで流行して以来、アジア、アフリカ、中近東及び欧米諸国で今なお散発的に、あるいは集団的に発生している。

 わが国では、1954年以降約20年間は発生報告がなかったが、1976年にタイから輸入されたキュウカンチョウに集団発生が起こった。
 また、1980年以降は、毎年鶏、キジ、ヤマドリ、ガチョウ、カモ、七面鳥、ウなどでP.multocidaによる感染症が発生しているが、法的借地の対象となった例はまだない。

 本病の発生は、年間を通じてみられるが、比較的季節の変わり目に多い。
 野鳥、七面鳥や水禽類は鶏よりも、ブロイラーの卵用鶏よりも、成鳥はひなよりも本菌に対する感受性が高い。
 本病の発生と経過には気候の変化、栄養、外傷や興奮などの環境ストレス因子が影響を及ぼす。

 自然感染における死亡率は七面鳥で17~68%、鶏では。0~20%、アヒルではこれらの中間である。
 本菌の体内への侵入経路は経口ではなく、通常、呼吸器粘膜であるが、他の粘膜や皮膚の創傷からの場合もある。
 いったん侵入した菌は血流を介して全身に広がる。

 感染源は、不明な場合が多い。
 感染した家禽と接触したことがある野鳥は他の鳥類への感染源となる。
 介卵感染は起こらない。

 保菌している家畜や野性動物も感染を媒介する。
 群の中での伝播は、病鳥からの排菌によって汚染された餌、飲水、木枠などの環境を介して起こる。
 水禽類では池や沼が汚染されるので、しばしば大発生となる。

症状と病変

 急性型では死亡の数時間前にだけしか症状が認められないことがよくある。
 通常、沈うつ、発熱、食欲廃絶、羽毛の逆立、口からの粘液漏出、下痢、呼吸早迫などである。
 死亡直後にチアノーゼが肉冠や肉垂に発現する。

 下痢便は初めは水様性で白いが、後に緑色で粘液を混じるようになる。
 通常、2~3日の経過で死亡する。
 初期の急性敗血性から耐過した鳥はその後削痩と脱水により死亡するか、慢性型に移行あるいは回復する。

 甚急性に死亡した鳥では肉眼的に著変は認められない。
 急性経過で死亡した例では、肝臓、脾臓、肺や十二指腸とともに、皮下織や心冠部脂肪織に点状出血や出血斑が広範に認められる。
 ただし、鶏における出血性変化はその他の鳥類に比べて弱く、認められないこともある。

 肝臓や脾臓腫大し、小さな黄白色の壊死斑が多数認められる。
 肺では、水腫が著しい。
 しばしば心膜液や腹水の増量、異常抱卵が出現する。

 組織学的には、うっ血した血管内に多数の菌が、肝臓や脾臓には多数の菌塊と偽好酸球浸潤を伴う多発性巣状壊死が認められる。
 十二指腸の出血巣では粘膜の上皮の剥離および多数の菌塊が認められる。

 慢性では通常、肉垂、眼窩下洞、脚や翼の関節、脚蹠、胸骨の粘液嚢などの腫脹がみられる。

 結膜や咽頭に滲出性の病変がみられ、ときには斜頸も起こる。
 気道感染の結果、気管の異常呼吸音(ラッセル)や呼吸困難が起こり、衰弱して死亡する場合もある。

診断

 疫学的診断
 採卵鶏では産卵開始後、ブロイラーでは30~50日齢での発生が多い。
 通常、発生は特定の群や鳥舎に限局されるが、終息しても再発することがある。

予防・治療・対策

 諸外国では不活化あるいは生ワクチンが使用されるが、わが国ではワクチンは実用化されていないので、一般衛生管理の徹底が最も重要である。
 法的借地の対象となる本病と診断された場合、発生群はただちに殺・焼却処分によって淘汰し、飼育場を十分消毒するなど、法に基づく借地をとらなければならない。

 その他の発生例でも同様の借地をとるのがよい。
 これまでの国内で分離された菌株の多くは抗菌剤に感受性が強いが、これらによる治療は保菌鳥をつくり、本病を広げる恐れがある。

第16回 天然記念物日本鶏品評会 全国大会北九州場所

全国大会北九州場所

平成25年4月28日、少し早い五月晴れの晴れ渡るまさに品評会日和に恵まれ、会場は、門司の廣吉環境開発にて、全国一心会主催、天然記念物日本鶏品評会 全国大会北九州場所が開催されました。
集合写真 北九州日本鶏品評会
 
 
▼ 北九州は本州に近く、地の利にも恵まれ、全国各地から廣吉会長の元に、たくさんの愛鶏家の方が集いました。
北九州鶏一心会品評会 会場全体
 

様々なイベント

▼ 品評会の開会式です。
 全国を代表する鶏の会の会長様方をはじめ、北九州の国会議員や、県・市会議員も参列されました。
開会式 各会・議員のみなさま
 
 
▼ タイ国より参加された、Suthep Chonguliana(ステップ・チョングリアナ)さんが騎馬戦に乗られた。
  タイを代表される、愛鶏家の方です。
北九州品評会集合写真 開会式にて
 
 

▼ 開会式の後の恒例の餅まきです。
 
 餅を拾って、幸運も呼びたいものです。
舞台餅まき
 
 
▼ イベントもさまざまでした。
 
 こちらは、門司港名物、バナナのたたき売りです。
 売り手は、市議の日野さまです。
門司港名物 バナナのたたき売り
 
 
▼ 威勢のいい掛け声で、バナナのたたき売り!!
日野さま バナナのたたき売り
 
 
▼ 鶏種もたくさんの出品がありました。
小国 白色
 
 
▼ ほんとうに、どの鶏たちも甲乙つけがたく、名鶏たちの勢ぞろいでした。
烏骨鶏 白色
 
 
▼ 閉会式に、タイ国からいらっしゃった愛鶏家の方と写真撮影です。
  左から、片桐会長、Suthep Chonguliana(ステップ チョングリア)さん、廣吉五三会長、そして、右のお方が、Surajit Kong wattana(スラチット コング ヴァットタナー)さんです。
閉会式 タイの愛鶏家のみなさまと
 
 
国際交流も踏まえて盛大な内に、品評会が終了致しました。
 
 品評会での鶏を通じての人とひとの交流、それから、鶏の新しい情報交換など、愛鶏家の方にとっては大変貴重な一日だったのではないかと思います。
 
 来年もまた元気でお会いできることを、楽しみに致しております。